この記事では以下についてご紹介していきます。
毎日欠かさず野菜を食べる、無類の野菜好きです。
ベジタブル&フルーツアドバイザーの資格も持ち、野菜の食べ方やレシピを日々研究しています。(他にも栄養士の資格を持っています)
クックパッドではアンバサダーを務めさせていただいています。
紅芯大根(紅心大根)の特徴

紅芯大根(紅心大根)は、中が濃いピンク色(紅桃色)の大根です。

皮目はやや緑色をしていることが多く、小ぶりで丸い形が特徴です。
もとは中国の野菜で、日本では大根と同じ冬に多く出回ります。
スーパーで見かける機会は少ないですが、直売所や産地直送の野菜セットなどで購入できることが多いです。
参考:旬の食材百科「青皮紅心大根・紅芯大根」
紅芯大根(紅心大根)の味の感想

まずは生でかじってみました!
大根自体の味が濃くて、旨味の余韻が残ります。
みずみずしさはありますが、水分は少なめで、シャキシャキっとほどよい歯ごたえが楽しめます。
ただ、食べるところによって少し辛味を感じるので、辛いのが苦手だと少し食べづらいかもしれません。

次は、蒸して食べてみました。
味の濃さはそのままに、辛味が飛んで甘みがしっかり!
通常の青首大根より、大根本来の風味がしっかり楽しめます。
紅芯大根(紅心大根)のおすすめの食べ方・レシピ
今回ご紹介するのはこの3つです。
紅芯大根の和風サラダ

シンプルですが、紅芯大根のシャキシャキ感を味わえる一品。
紅芯大根だけだと少し辛味が気になるので、通常の青首大根を少し混ぜると食べやすくなります。
シンプルに鰹節と海苔だけでも美味しいですが、お好みでじゃこや豆腐を追加しても。
- 紅芯大根を薄くスライスした後に千切りにする。
- 鰹節と刻み海苔をかけ、お好みの和風ドレッシング・ポン酢などをかけて。
紅芯大根のカルパッチョ風

紅芯大根と通常の青首大根を交互に並べてカルパッチョ風に。
シンプルにオリーブオイルとレモン、塩胡椒でいただきます。
紅芯大根を塩もみすることで、辛味が抜けて食べやすくなります。
さっぱりとして、箸休めにもピッタリです。
お好みで、鯛やサーモンの刺身、生ハムなどを追加しても美味しいです。
- 紅芯大根を薄くスライスした後、塩少々で塩もみする。
- 青首大根も同様に薄くスライスし、塩少々で塩もみする。
- しんなりしたら、サッと水洗いして皿に並べる。
- オリーブオイル、塩・黒胡椒、レモン汁をかけて完成。
※塩・黒胡椒は食べる直前にかけるのがおすすめです。
紅芯大根のバターソテー

紅芯大根は加熱すると、甘みがぐっと増して美味しくなります。
蒸すだけでも美味しいですが、ちょっとひと手間をかけて、バターでソテーしてみました。
バターの塩気と紅芯大根の甘みが絶妙にマッチ!
これだけで立派なおつまみになります。
色味を活かすなら生食で、甘みを引き出すなら加熱して
鮮やかな色味を活かすなら生食で、甘みを引き出すなら加熱して食べるのがおすすめです。
注意点としては、
甘酢などにつける際は、できるだけ短い時間で。
加熱する場合は、蒸したり炒めたりなど、汁気の少ない調理法にすると、色が抜けるのを軽減できます。
ぜひ、いろいろな料理で紅芯大根を楽しんでみてくださいね!