こんにちは、MI-RIN(みーりん)です。
今回は「クックパッドアンバサダーのメリット・デメリット」についてお話します。
わたし自身、クックパッドアンバサダー(旧:レシピエール)を約7年務めさせていただきました。
そんな、元アンバサダーのわたしが書く体験談になっています。
クックパッドアンバサダーを始めようか悩んでいる・検討している方の参考になれば幸いです。
クックパッドアンバサダーのメリット
レシピの露出が増える
わたしが思う最大のメリットは「レシピの露出が増える」こと。
アンバサダー活動の1つに「毎月決められたテーマに応じたレシピを投稿する」というものがあります。
テーマに応じたレシピを投稿したり、SNSで発信したりすることで、クックパッド側が発信を助けてくれます。
クックパッドのトップページに掲載されている記事や、料理ニュースで自分のレシピが紹介されるだけでも、レシピのアクセス数が何倍にも増えます。
また、サイト内にある「話題のキッチン」にはアンバサダー枠があり、ユーザーがアンバサダーのキッチンにアクセスしやすいようになっています。
レシピを投稿したら、気まぐれにピックアップに選ばれ、レシピのアクセス数が伸びることも。
新しく投稿したレシピを自力で宣伝するのはけっこう大変ですが、クックパッド側で色々露出を増やしてくれるので、とても助かります。
SNSは、Instagramでの発信を助けてくれることが多いです。
テーマに沿ったレシピを特定のハッシュタグをつけてInstagramで発信すれば、クックパッドのアカウントで改めて紹介してくれることがあります。
(絶対ではないですが…)
これからInstagramを頑張りたい・もっとフォロワーを増やしたい、と思う方にとってはかなりプラスになるかと思います。
レシピ本掲載やメディア出演のオファーが来ることも
たまに、レシピ本掲載やメディア出演のオファーが来ることもあります。
わたしの場合だと、「おはよう朝日です」に出演させていただいたことが大きかったですね。
たまたま、タピオカ粉レシピを紹介するコーナーで私がタピオカ粉レシピを投稿していたこと、加えて大阪在住だったことでお声がかかりました。
(メンバーさんは関東在住の方が多い傾向)
クックパッドアンバサダーでないと、なかなかこんなオファーが来ることもなかったと思います。
他にも食品メーカーのレシピ本に掲載するレシピを提案させていただいたり、たくさんのレシピ本に掲載いただいたり。
ラジオ番組で私のレシピをご紹介いただいたこともあります。
テレビに出られるなんて、めったにない機会なので貴重な経験をさせていただきました。
レシピ本に掲載されるだけでもちょっとした自慢になり、活動を続けていくモチベーションにもつながります。
何より「自分のレシピが認められた!」という喜びは、レシピを投稿して本当に良かったなと思うところです。
交流が増える
クックパッドアンバサダーには、年に数回オフ会のようなイベントがありました。
コロナになってからはオンライン開催になりましたが、それまではクックパッド本社に集まって、情報共有や立食ごはんを楽しみました。
普段はサイトやSNSを通してでしか交流がないアンバサダーさんでもリアルに会って(またはオンラインで)お話することができるので、これからつながりを増やしたいという方には嬉しいポイントだと思います。
クックパッドのキッチンフォロワー数がすごくて、クックパッド内でも有名なアンバサダーさんに直接お会いできたときは感動モノでした。
自分が尊敬している方に会えるって本当に貴重ですよね。
クックパッド上だけでなく、アンバサダー同士プライベートでも仲良くしている方もいます。
私は人見知りで、自分からつながりを持つのが苦手なほうですが、「料理」という共通の趣味・好きでつながれることで自然と仲良くなることができて、とても楽しかったです。
アンバサダーさんは、年齢や性別も本当にバラバラ。
そんな方とつながれる機会はなかなかないことだと思います。
アンバサダー限定の講座が受けられる
ここ2〜3年の間に新たに始まった活動ですが、クックパッドアンバサダーだけが受けられる特別講座があります。
プロの方から直接学べるのですが、なんと無料。
私はレシピ写真を綺麗にとるための講座を受けてみたんですが、プロのカメラマンが専門的な技も含めて分かりやすく教えてくれるので、有料セミナー級の内容だと感じました。
そこで教えてもらったスマホのカメラアプリ「Focos」を今でも愛用しています。
(無料アプリです)
ただ、講座は定員数が決まっていたり、数回受けないといけなかったりと、必ず受講ができるとは限りません。
でも、お金をかけず学ぶ機会があるのは、これからのレシピ活動をがんばりたい方にもかなりプラスになると思います。
クックパッドアンバサダーのデメリット
アンバサダー活動をがんばらなきゃというプレッシャー
わたしが一番辛かったのは、「アンバサダーとしての活動をがんばらなきゃ!」というプレッシャーです。
アンバサダーの具体的な活動としては、決まったテーマのレシピ投稿や、SNSでのレシピの発信などがあります。
どれも任意参加であり、強制ではないです。
でも、積極的にアンバサダー活動に関わり、レシピを発信しているアンバサダーさんを見ると、「私は全然できていない」と焦りやプレッシャーが生まれます。
一応アンバサダーの応募資格にも「積極的に参加いただける方」と決められているので。
わたし自身、普段の仕事の忙しさにばらつきがあり、休みの日でも疲れてぐったりしていたり。
もしくは休みの日の予定がいっぱいで、なかなか新レシピを考える余裕がなかったり。
アンバサダーさんも、同じく働きながら・主婦業をこなしながら、うまく時間を見つけて活動をしている方がほとんどではありますが…。
私はそんな方々と同じように活動するエネルギーはなかったです。
「アンバサダーとして有名になりたい!」
「もっと自分のレシピを知ってもらいたい!」
「料理を通して誰かの役に立ちたい!」
すごく熱い想いとまではいかなくても、自分の中に目標であったり熱意がないと活動のモチベーションを維持していくのは大変だと思います。
必ず有名になれるわけではない
クックパッドアンバサダーになる=クックパッド内で有名になれる
そんなイメージを持っている方もいると思います。
しかし、現実はそんなに甘くなくて、アンバサダーに就任しても、ほとんど知名度が上がらず就任を終了されるアンバサダーさんもいます。
しかも以前に比べてアンバサダーのメンバー数が圧倒的に増えています。
私が就任した当初は30人程度でしたが、2022年では60人弱。
多い年だと100人以上いたこともあったように思います。
そんな中で知名度を上げていくには、かなりの努力が必要。
私も就任したての頃は積極的にレシピ投稿したり、SNSで発信したりしていましたが、だんだん時間がないことを理由に活動がおろそかになってしまいました。
結局クックパッドキッチンのフォロワーも、SNSのフォロワーも伸び悩み、お料理系インフルエンサーは無理…笑。
クックパッドアンバサダーで一旗上げたい!と考えているなら、積極的に活動していく覚悟をもって望む必要があると思います。
まとめ
現時点で浮かんだメリット・デメリットになるので、他に思い出すことがあったら、また追記させていただきますね。
今回の記事を書いてみて気づきましたが、クックパッドアンバサダーのデメリットは少なく、今後のレシピ活動にダメージになるようなことも特にありません。
結論、クックパッドアンバサダーをやってみたい!という気持ちが少しでもあるなら、一度挑戦してみることをおすすめします。
少なくとも、わたしはアンバサダーになったおかげで人生が変わりましたので。
クックパッドアンバサダーで活躍したいという方を、これからも応援しています!